ばあちゃんの読経は毎日の日課。
どんな日も欠かすことがない。
シバナンダヨガのTTC(ティーチャートレーニングコース)から帰ってきて2週間過ぎた。
寝起きにぼんやり想うことが多い私は、今日もぼんやり想った。
毎日マントラやキールタンを唱えるのと同じ。ばあちゃんは毎日お経を唱える。
40年以上欠かしたことがない。
だから、ばあちゃんは内に向かっている。
穏やかで、見返りを求めない。食や物に執着がなく、毎日が規則正しい。
規則正しい毎日がどれだけ大切かも知っている。
私が海外まで行ってTTCで学んだ事を、誰にも教わらずひとり実践している。
こだわりの強い私は、やっぱり聖典やサンスクリット語が良く思えるけど、
それも毎日続けることが先決。続けることが出きるのであれば読経でも効果は必ずある。
ただ、サンスクリット語の方が早く効果が出るのかな。
とぼんやり想う。
ばあちゃんは、実家にも嫁いできた家にも仏壇があったから手を合わせていて、新屋に移った時に「仏壇ない!困った!父さん仏壇買って。」と父にお願いしたらしい。
それから買って貰ったというのもあり、読経を始めて今に至る。
ばあちゃんにとっての心の支えだったらしい。
そして、心の支えだと分かっているばあちゃんが素晴らしい。
心の支えが必要だと知っているばあちゃんが素晴らしい。
人間はひとりでは生きられん。
人間は弱い。
どこでそんなことを学んできたのー?
というか、なんでそんなことを分かってないのー?私!
そして。このブログを書いている側から、ばあちゃんの明日の準備が始まる。
神棚の榊の水、お水を替えて、仏壇のお花の水を替えて、御飯さんを下げる。
明日の服の準備に、炊飯の準備。
テレビのチャンネルも朝の定番のNHKにしておく。
素晴らしいばあちゃんの明日の準備。
毎日の読経は心の支えでもあり準備なんだ。