ふんわり思う

空海の里、香川県で暮らしています。

夢子のざれごと①

スーパーで買った

アボカド

 

ばあちゃんが

発芽させて

背丈まで育った

 

 

葉っぱの裏に

夏の脱けがらを

発見

 

そうやった

夏だったんや

 

 

 

 

今朝は

小さな庭を散策

 

大きく育ったカポックに

頭を

突っこんでみる

 

 

 

頭を

撫でてくれている?

ような

 

 

 

一度

カポックに頭を突っこんだまま

眠ってみたい

 

 

昼寝がいいか

夜がいいか

夕方か

午前か

 

 

午前が

しっくりくる

 

 

 

 

昔飼ってた猫のくろちゃんは

お天気が良いと

土の上でごろんごろん

体じゅうに砂を付けて

 

近づくものなら

フーッ

 

ごめん、ごめん

どうも超プライベートタイムらしい

 

 

 

くろちゃん

くろちゃんみたいに

お天気の良い朝は

カポックに

頭をつっこんで

ごろんごろん

 

おお!

隣で

くろちゃんも

ごろんごろん

 

 

 

 

 

くろちゃんに会いたいな

 

 

 

 

 

 

 

ぐんぐん

気持ち

思い

ことばが

これから

もっと

大切なる

 

それらの影響力が

もっと強くなる

 

 

 

ある失敗談を聞いて

頭にどうも残って

しまう

それが投影されたような

失敗をする

 

なんてことが

あった

 

 

 

 

 

今までは

ネガティブなことも

皆が平均的に豊かな環境が

吹き飛ばしてくれていた

 

 

そんな紛らわすものが

失くなった

これからは

 

言葉

気持ち

思いが

 

直に

ダイレクトに

入ってくる

 

 

そして

思いや言葉は

逆にも

表せられる

 

ダイレクトに

入ってくるからこそ

 

 

良い方向へと

向かうのも

ぐんと早い

 

ぐんぐん

ぐんぐん

 

良い方向へ

 

温泉宿の一期一会

お手紙のお返事

封筒が見当たらない

手作りしよう

 

〆の代わりに

チョキチョキ

銀杏のつもり

 

ペタッと

貼ったら

出来上がり!

 

 

 

 

温泉宿で知り合った

黄色のTシャツの

おじいちゃん

 

 

家族で年に何度も

この宿に泊まるらしい

 

色んな話をしてくれた後の

わし、面白いじゃろ?

 

はい、面白いです!

 

それ以外の

言葉が

見当たらない

 

面白いです。

も、何度も言うと

ホンマかいな

って感じに聞こえる

 

非常に難しい

 

 

 

 

宿に植えてるマンジェリコっていうハーブも

常連おじいちゃんの口利きで分けてもらった

 

 

そのマンジェリコの育て方の

お手紙をくれた

 

尺八とバイオリンの楽譜も

入ってる

 

おお!

黄色Tのおじいちゃんは

音楽が好きなんだ

 

 

 

面白いです

 

 

 

 

 

 

さて

手紙の内容は

こんな感じ

 

年寄りの長話を

辛抱強く訊いてくれて

ありがとう

 

年寄りの長話には

ご用心

 

 

 

 

 

 

さすがです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いたいいたいの飛んでゆけ

善通寺の火渡り神事

初めての

火渡り

 

ホッカイロより

熱くなかった

 

優しい

暖っかさ

 

 

膝の悪いばあちゃんに

しようしようと

無理を言ったら

 

 

 

嫌われた

 

 

 

 

急な寒さと

長期間飲み続けてる薬の副作用か

 

ばあちゃんの膝から下は

ぱんぱんに

むくんでる

 

 

 

そして

体のあちこち

痛い

 

 

 

まず

痛いと言わないばあちゃんが

いたいと言う

 

 

 

黙って

布団の中で

じっとしてる

 

動きたくても

動いたら痛い

 

 

 

ばあちゃんの中の

過ぎて

 

過ぎてください

 

 

 

 

 

次の日

起きられた

 

 

よかった

 

 

 

なんとか

ヨチヨチ動いてる

 

だいぶ

良くなってきたらしい

 

 

 

 

ばあちゃんの中の

いたいのいたいの飛んでゆけ!

 

 

 

ばあちゃんの体じゅうに

あかちん

塗りたい

 

 

 

 

 

 

ピシッ、干し柿並びました

ばあちゃん

干し柿並んだね

 

昔はよくお正月の餅の上に

串に刺さった干し柿

あったよね

 

 

あの頃は

干し柿なんて食べようとも

思ってなかった

 

お正月の飾り

みたいな

 

食べられる

って思ってなかった時さえ

あった

 

 

 

ばあちゃん

鏡開きの後

きっと食べてたんだよね?

 

 

まーっ白に

粉吹いた

茶色のシワシワを

 

 

たぶん

いや、間違いなく

美味しそうに

食べてたんだよね?

 

 

 

 

大好物だって知ったの

最近だもんね

 

 

いつの間にか

見なくなったね

 

 

そしたら

今度は自分で

作り出した

 

 

 

あの白いて茶色のシワシワ

大好物だもんね!

 

 

 

【追記】

ロープの真ん中を裂いて

柿の茎の長い方を先に入れる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流れはどこに②

資本主義社会の

次の社会

 

見ることのない社会

 

 

多文化なコミニティ

馴染んで

馴染んで

馴染んで

 

 

雑草のように

色んな種が交わって

変化

変化

進化

 

 

厳しい寒さにも

強い暴風にも

続く日照りにも

耐えられる

しぶとい

しぶとい

 

 

 

品種改良

大量生産

資本主義

 

どうしたら

全ては共有で

誰の私有でもなく

怠けごころももたず

より良くなるようにと

思えるのか

 

 

ワンネスだと

実感すること

 

それを実感した世界は

次の社会

 

 

 

 

私が見ることのない世界

 

 

 

 

流れはどこに

資本主義社会の

次の社会

 

見ることのない社会

 

 

 

 

多文化なコミニティ

馴染んで

馴染んで

馴染んで

 

いろんな工夫と

お互い様

ありがとう

 

新しくて

伝統的

 

色んな発見と

しょうがない

 

色んな当たり前

馴染んだら

どれも当たり前

 

 

おまえの物は俺のもの

俺のものは

勿論おまえの物

 

 

山も海も

そこの柿の木も

この道も

 

誰のものでもなくて

誰のものでもあって

 

 

何もない

不安もない

 

 

安心と

十分

 

 

 

静かに流れ出す

流れは

どっちの方向へ

向かうのか

 

 

どこに向かうか

向かわないのか

 

それでも

誰も

流れから

はぐれないように

 

 

 

それぞれが

どんな風に思っても

思わなくても